昨年に続き今年もロサンジェルス・ハリウッドの「Cine gear 2013」に行ってきました。しかもIDXアメリカさんのブースに正式にTFの商品を展示していただきました!
取り合えず、、、
まずは、今年のCine gearのパンレット。

表紙はレンズのアップ写真です。これは、、、ぬァんと!Canonのレンズじゃないですかー!!ビックリです。これは、企業の力でしょうか?それとも相当にCanonのシネレンズが浸透しているのでしょうか??
今年も、あの、「ゴットファーザー」を撮った「Paramount Studios」です。ですがこんな小さな入り口から入ります。
中にはいると、
でこの噴水の隣には、ジャン!
会場の中は、こんなに人がいっぱいです。
ARRIやCanonなどのカメラメーカーも出展していますが、どちらかというとカメラ周りアクセサリーや特機・ライトなどが沢山出展しています。DP(Director of photography)やカメラマンさんの為の展示会です。日本でもデキるカメラマンはNABじゃなくてCine gearに行くと言ってます。確かに会場はちょっと他と違う、撮影部の雰囲気がします。
で、IDXアメリカさんのブースがこれ、、、私もレンズ(EF16-35 TF Version)持って記念写真しています。
で、実際カメラに装着しているところが これ、
少しアップの写真がこれ、
おお!!C300カメラに弊社の赤いリグ「TF-1915Cube」と「Canon EF24-70 TF Version」のレンズが付いています。正式にアメリカデヴューです。感無量!!苦節17年やったね!!
ちなみに、逆側はこれです。
フォーカス・ズーム・アイリスのヘデンのギアモーターがガッツリ付いています。ああ、、ズームモーターはカメラマン側ですね。 それから日本では弊社が扱っていますところの、「NOGA スタジオアーム」でモニターが付いています。
ちなみに、今回の展示会にあわせて「Canon EF24-70 TF Version」をより一層レベルアップしてのり込みました。また後日に詳しくブログに書きますが、ちょっとこんな感じです。
ジャン!
EF24-70のレンズはズームするとレンズの長さが変わります。それをワイド端にあわせて長いリングを付けて長さが変化しないようにしました。実はレンズが前に出るとお辞儀しますので少し光学が悪くなります、それを直したい為でもあります。 自分で言うのもなんですがとてもよい感じです。(ノーマルレンズと並べて写真撮りました。)
で、こんなに人が見てくれます。
IDXさんの通訳によると「展示会で一番感動した!」とか「鳥肌立った!」とか、、、。私は勿論英語がペラペラなので何言っているか分かりませんが とても喜んでました。
で、この真ん中の麦藁帽子のおじさんが、
Canonのアメリカの偉い人らしく、このレンズに興味を持っていてくれて「とても素晴らしい」っていう様な事をいってたらしいです。後から聞いたけど。
ということで、私の出展の話はちょっと置いといて。他の写真です。
このドリーに乗った 幾つもの関節を持ってあらゆる角度の動きをするジブ(?)強烈でした。高いでしょうね〜?
それから、こんな形で・伸びちゃいますドリー。
昨年ほどの熱じゃないけど
やはり、これ!王道です。最強。
ARII ALEXAカメラにオプティモズームレンズ、ロングルーペにギアヘッド!その他トッピング増し増しです。これで映画撮るんでしょうね。かっこいいな〜。やっぱり撮影はかっこ良くないとね。
ここで、ちょっと聞いた話。やはり本場ハリウッドでも、予算があればALEXA、一番使われているカメラがEPICそしてC300/500やF65やF5/55だそうです。それから会場でも取材でCanon5D/7Dは良く使われていました。そのリグ関係もいっぱい。 日本となんか似ていますね。まあスケールが違うでしょうけどね。
それから、機材レンタル屋さん(OTTO、でかい!!)で聞きましたが、フイルムカメラは25%でデジタルカメラに今後どんどん変わっていくようです。
それから、聞いた話でデジタルカメラで一つ有りますが言っちゃいけないので書きません。
それから、青い色のイメージカラーの周辺アクセサリー・レッドロック。
IDXさんの話では、製品が壊れやすくまた対応が悪いとフェイスブックにのってしまい、一気に人気が落ちているようです。恐いね。
この写真、
今回、機材レンタル「OTTO」、「PANAVISION」、「CLAIRMONT CAMERA」の行きました。凄いです。規模が違います。でも、日本の「小輝日文」さんは全然負けてない感じですね。私の個人的感想ですが、、、。「OTTO」では中をいろいろと見せてもらいました。
なんと、
F55を分解して改造していました。日本じゃ怒られちゃいますよね。奥の赤い検査機はDENZです。
それで、これが3Dプリンター
ジャン!
お金持っている感じで凄い会社でした。
その他、日本の撮影スタッフさんも行かれるという「Film tools」ショップ・お店ですね。
ということで、帰国後IDXさんの報告で、TF-EFレンズの評判がすこぶる良く問い合わせが多数入っているそうです。恐いけど沢山注文有ると嬉しいな〜。レンズばっかりでリグの方は地味だな〜。
長い、「2013 Cine gear」レポートでした。ここまで読む人は なかなか居ないでしょう?ここまで読んで頂きありがとうございました。まだまだ書ききれないところがありますが、ここら辺で終了にします。
最後に、
会場で知り合い意気投合しました。ずーと長くアメリカで頑張ってらっしゃるカメラマンのNOBU 松原さんです。とても良い感じの方でした。偉いな〜私も世界で仕事したいな〜。
そうそう、Zeissのブースで新しく28-80というズームレンズが出ていました。2000ドル弱。日本で発売すると250万円ぐらいになるでしょうね。だったら「EF24-70 TF-version」買って!4分の1から5分の1ですよ。
今回、海外の機材展でも自分の造った物が遜色ないレベルだと思ったし、良い物だったら興味を持ってもらえる。言葉は通じづらくっても機材を介して なんとなく仲良くなって盛り上がる。面白いね!
最後の写真、これが「Paramount Studios」の象徴です。
という事で、
最近 突発性難聴で耳鳴りがして俗に「ミュージシャン病」というのになってしまいました。
「やっぱり若い時ギターでガッツリ爆音で弾いていたからかな〜」な〜んて思ったりして。
ちょっと、左耳がヤバイTF-片岡でした。
しつこいですが、もう一つ。会場でsachtler9+9が一台も有りませんでした。全てオコーナーのフラットベースでした。アメリカはそうなんですか??????
IDXさんありがとうございました。